モーダルシフトとは、トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換することをいいます。
現在では、環境負荷の低減は多くの企業で社会的責任(CSR)と位置付けて、商品の生産から廃棄にいたる全ての場面で取り組まれていますが、その中で輸送(物流)における環境負荷の低減にはモーダルシフトや輸配送の共同化、輸送網の集約等の物流効率化が有効です。
中でも、特にモーダルシフトは環境負荷の低減効果が大きい取り組みです。
1トンの貨物を1km運ぶ(=1トンキロ)ときに排出されるCO2の量をみると、トラック(営業用貨物車)が216gであるのに対し、鉄道は20g(約1/11)、船舶は43g(約1/5)しかありません(2021年度試算)。つまり、貨物輸送の方法を転換することで、鉄道利用では91%、船舶利用なら80%もCO2排出量を削減することができるのです。
こうしたことから、地球温暖化対策としてモーダルシフトは大変有効です。
※国土交通省HP参照 https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/modalshift.html
弊社は2つの安全方針のもとに、船主と協力しつつ下記のような活動を行っています。
関係法令を遵守し 『安全なくして会社の存続なし』を基本理念に役職員一丸となって、無事故・無災害を目指します。
新日本近海汽船㈱ 『安全輸送推進協議会』 を中心として安全管理体制の監視、迅速な問題の把握・分析それに基づく改善策の実施と見直しを行い会社役職員・所属船主及び乗組員に安全意識を浸透させ無事故・無災害を目指します。